お知らせ
- 猫ちゃんが飼い主に見せるボディランゲージ
- 沙羅日記
・足にスリスリ
人の足に頬などをこすりつけるのは
親愛のしるし。仲の良い猫同士でも
みられ、互いのニオイを交換すると
安心できるようです。頭突きの
ように頭のてっぺんを押し付けてくる
猫もいます。再会したときに
あいさつとして行ったり、
飼い主に食事の要求をしたり
するときにもみられます。
・叱ると目をそらす
仲の良い者同士で目を合わせることは
親愛のしるしですが、仲の悪い者同士
や、親しくない者同士で目を合わせる
のはケンカを売っている意味になる
ことがあります。猫を叱る飼い主の
姿勢は威嚇しているとも映るため、
ケンカに発展しないように猫は
目をそらすのです。
・目を見つめて鳴く
「ごはんがほしい」「ドアをあけて」
など、飼い主への要求があるのでしょう。
子猫は母猫に甘えてよく鳴きますが、
野生下の成猫はケンカや発情期以外は
基本的にはあまり鳴かないようです。
飼い猫は飼い主さんを母猫のように
思い、子猫の気持ちのままでいるため、
鳴き声で不満や要求を訴えるのです。
・箱などに入る
野生下の猫は木の洞や岩穴等の窪みを
寝床や隠れ場所として使っていました。
その習性から、現代の猫ももぐりこめる
場所があると入りたがります。
自分の体がぴったり収まるくらいの
狭い場所が好みです。
・毛布などを前足でもむ
子猫は母猫のお乳を飲むとき、本能的に
前足でもむ仕草をします。そうすると
乳の出がよくなるからです。
成長してからも、柔らかくて温かい
ものにふれると前足でもむ仕草をする
のはその名残だといわれています。
いわば赤ちゃん返りの仕草で、
もみながら毛布を口で吸う猫もいます。
・トイレの後に猛ダッシュ
排泄した後に興奮して家中を駆け回る
猫は多く、通称「トイレ・ハイ」などと
呼ばれています。その理由は定かでは
ありませんが、「排泄という本能的な
行動に触発されて野生的な気分が爆発
する」「野生では排泄時は無防備に
なるため緊張し、それが解けるため
興奮する」などの説があります。
・撫でていたら突然咬みつく
気持ちよさそうになでられていた猫が
突然攻撃に転じるのは、「愛撫誘発性
攻撃」と呼ばれる行動です。
気分がよかったのは最初だけで、
触られることへの我慢の限界が
きたのでしょう。攻撃する前は
しっぽがパタパタ動いたり、耳が
横を向くなどのサインが見られます。