本日は猫ちゃんに多く見られる

病気についてお伝えします。

 

・慢性腎臓病

原因…腎機能の低下が3か月以上にわたって

慢性的に続く状態で、高齢になると多くなります。

予防…栄養バランスの良い食事と十分な

飲み水を与える事、デンタルケアで歯周病を

防ぐ事等で、発症リスクを軽減させましょう。

 

・尿路結石症

原因…尿路に結石ができて起こる病気の総称です。

結石ができる部位によって腎結石、

尿路結石、膀胱結石、尿道結石があります。

予防…食事内容を見直し、ミネラル分の多い

食べ物を多く与える事はやめましょう。

療法食を与える事が効果的です。

 

・糖尿病

原因…インスリンホルモンの量が不足したり、

反応が悪くなり起こる病気です。

血糖値が上昇し、尿にも糖が漏れ出します。

肥満やストレスも糖尿病の引き金になります。

予防…日頃から栄養バランスの良い食事を与え、

適度な運動をさせて肥満にならない事や、

ストレスの少ない生活を送らせる事が大切です。

 

・リンパ腫

原因…猫の悪性腫瘍のなかで最も多いものです。

猫でよくみられるものに、

縦隔型リンパ腫、消化器型リンパ腫、

腎孤立型リンパ腫などがあります。

予防…リンパ腫を防ぐ方法はありませんが、

縦隔型リンパ腫については猫白血病

ウイルス感染との関連性が高いとされ、

ワクチン接種や室内飼育の普及により

減少していると言われています。

 

・猫コロナウイルス感染症（FIP）

原因…軽い症状しか示さない猫コロナウイルスが、

体内でストレスなどによって変異を起こし、強毒化したものです。

1歳未満の子猫やオスに多いと言われています。

予防…確実な予防方法はありません。

ストレスのない生活を心がけましょう